やっと、やっと新車のMTBが手に入ったので、5年ぶりのライドを開催しました。
集合は、飯能市の某所コンビニに午前8時30分。
そこから駐車場所へ6台で向かったのですが、GW中の絶好のアウトドア日和ということで、無料の駐車場はすでに満車。
私設の有料駐車場にも滑り込みセーフでした。
サグ出しなどの用意を済ませ、午前10時過ぎに出発です。
この場所でのライドは6年ぶり。
今回はM原さんとO幡さんが初参加。しかも二人共、納車間もない新車での参加です。
まずは、木漏れ日の川沿いを緩やかに上がり、少しずつ高度を稼いでいきます。
しばらく進むと、ありゃ!?倒木に散らばる石…
6年前には無かったのに。
ああ、2019年 台風19号の爪痕か!
コンクリート激坂の下もエグれちゃって、酷いなこりゃ。
数百メートル押し上げたら、整備された広い丁字路に。
ここを左折して再び走り出す。
山の南斜面へ出たので、斜め左後ろに太陽を浴びて、新緑の美しい風景と爽快さを満喫デス。
身体と心に溜まった”どす黒いもの”が剥がれ落ちていくよう…
木陰で一度目の<もぐもぐタイム>
バーナーでお茶を淹れてお菓子を食べつつ、家庭での増える自転車許容事情などを告白。
それぞれ悩みがあるようです(笑)
M原さん、愛車となったMTBとの初ライドを楽しんでる模様。
シクロ車で我々と同等かそれ以上の走りをするO幡さん。かっこよ過ぎです。
この辺りで標高は800mほど。
この先で舗装路を少し走って、再び林道を500mくらい進んだら、なぜか工事車両が置いてある。
恐る恐る先へ進むとカーブの大部分がブルーシートに覆われていた!
しかも作業中の音がする…
この沢も、19号が林道ごと崩したか!
こりゃあマズい…
まだ全行程の半分も進んでないのに、どうする!?俺っ
①来た道を戻るか、②舗装の車道を走って下山するか、③一旦、舗装路まで戻って、林道よりも高い場所に施設されている車道を工事区間の先まで走り、林道へ下りるか。
逡巡することなく③を決意。
杉の伐採をしたばかりみたいな場所で、45度はあるんじゃない?ってな斜面を下ります。
(後で聞いたのですが、O幡さんは、私が行けるかどうか下見して、③を選ぶとは思っていなかったそうです。山ばっか班は”冒険野郎”の集まりなんで、行くんですヨ)
良い子(大人も)は真似をしてはいけません!
体一つならまだしも、MTBを担いではチトしんどい…
砂防ダム(工事個所の約150m上流)まで下りて一息つけたんで、ここで昼食にしちゃいます。
いつもそうだけど、ただのカップ麺・おにぎり・パンが、なんて美味しさなんだろう!
下調べの結果、ここから更に登って斜面を右に回り込まないといけない。(☝写真右上方向へ)
がんばって行こう!
注) 斜面にへばりついてる黒いのは、くまのプーさんに対抗して、紫のちゃんちゃんこを羽織ったツキノワグマではありません。
あまりの険しさに写真なんぞ撮ってる余裕がなかったのですが、なんとか生還です。
O幡さんは、道中お世話になった”杖”に、丁重にお礼と別れを告げておりました。
「ありがとう、また誰かを助けてあげてください」と。
なんということでしょう…工事区間の約100mを越えるために、2時間ちょっとの時間を要しました(昼食も含む)
遅れた時間を取り戻す…なんて気はサラサラ無く、荒れまくりの林道をアップダウンを繰り返しながら走ります。
倒木やがけ崩れ箇所を越えて、
林道が沢の上を跨ぐ場所はことごとく破壊されていました。
この辺りは、標高900mくらい。
陽がだいぶ傾いてきましたが、行程の半分以上を過ぎて下り基調に変わるころには、路面も綺麗な状態になり、
最後の休憩
この場所の少し前にはコンクリートで路面が整備され、6年前よりも舗装区間が延伸しておりました。
ほとんど車の通らない林道なのに、舗装までする意味があるのだろうか…
途中、藤の花が群生している場所で花を愛でたりして。
ほぼ18時に駐車場へ帰着。
ご一緒のみなさん、お疲れ様&ありがとうございました。
予想外の回り道で危険も伴いましたが、これに懲りず、また参加をお願いします。
走行距離 約32㎞
累積獲得標高 903m
A藤さん、O幡さん、M原さん、写真ありがとう!
by H澤
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